ただ一言で優勝したと言ってしまうのは簡単なことだが、その裏には様々な自分との戦いが繰り広げられている。
この試合でいえば、今や日本女子のエースとなった杉山愛選手は決勝前日の試合の時には、シングルス・ダブルスと
共に負け、記者陣にも「勝てる気がしない」と弱気な発言をもらしていた。事実、優勝を決めるダブルスの時にも、
もうほとんど後がない窮地にまで追い込まれていた。だが、ある“きっかけ”（ペアの当たり損ねのショットが
杉山を直撃したこと）をもとに、それからダブルスの２人が今までに見せなかった笑顔が浮かび苛立った様子も
消え、日本が大逆転劇という幕切れを飾った。
これは１つの例えに過ぎないが、気持ち（メンタル面）はどのように試合結果に影響を及ぼすか又、テンションが
下がっている場合どのようにそれを克服していくべきなのか。
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