日本大学商学部・遠藤研究ページ
2003.06.23
日本人の海外移籍について
テーマ提供  永江弘憲
【テーマ選択の動機】
 サッカーでは中田英寿選手、野球ではイチロー選手に続いて、ここ数年多くの 日本人選手が海外に移籍するようになりました。そこで多くの有名な選手たちが 海外移籍することは日本にとってどういった効果をもたらしているのか?などを 話し合ってみたいと思い、このテーマを選びました。
【論点】
1.日本人の海外移籍におけるメリット・デメリット?
2.サッカーと野球での海外移籍の違い?
3.ファン・サポーターにとって有名な選手の海外移籍についてどう思うか?
【話し合いを終えて】
1.メリットとデメリット
■メリット
海外のレベルが高いので選手強化につながる
選手が国際スケールにのることでレベルを確認できる
海外交流への貢献
活躍により日本の名があがる
■デメリット
うまい選手が国内にいなくなる
代表の試合に集まれない場合がある
人気がなくなる(国内リーグが盛り上がらない)
自分の実力に合わなければマイナス強化に

−−−−−論点を変えて・・・海外
■メリット
お買い得な場合もある(安値の割には能力が高い場合)
日本という新しい市場開拓
チームの認知度UP
移籍金(安く買い、高く売った場合による)
■デメリット
損な買い物
選択が難しい
実力が把握しにくい
海外習慣にマッチするか判断できない
<環境を整えなければならない>
代表との調整が難しい(代表選手がいる場合)

2.サッカーと野球の海外移籍の違いはそんなにないという答えが多かった。 理由としてはやはり選手の立場に立って考えてみると、より高いレベルでプ レーするという夢は変わりないからである。
3.やはりファンやサポーターとしては優秀な選手がいなくなることでチー ムの戦力ダウンになるのは嫌だけど、選手の将来などを考えると海外移籍す ることを進めるという意見が多かった。
【まとめ】
 結論からいうと日本人が海外移籍することはメリットがたくさんあり、自分たちの意 見としては海外移籍するべきであるとなった。多少のデメリットがあるが、選手の立 場にたって考えると、高いレベルの場で活躍するのは選手の夢であるし、それを叶え てやることがサポーターやファンの役目でもあると考える。私自身の理想としては日 本のリーグが高いレベルになり日本人選手が海外に移籍するのではなく、逆に多くの 海外の一流選手が日本のリーグに活躍の場を求めてやってくるようになって欲しい。
2000-2001年/2002-2003年/2004-2005年
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